テーマは【曼珠沙華と線香花火】
- Misaki
- 2018年4月24日
- 読了時間: 2分
更新日:2018年4月26日

タイトルは今のところ未定。
テーマは【曼珠沙華と線香花火】です。
こちらの作品は、自身の作品の中では
珍しく完全な絵です。
字が含まれていないタイプの書画です。
9月に職場の通勤路を歩いていたら
曼珠沙華がたくさん咲いていて
それを見た時に、逆さまにしたら
線香花火みたいだなあ と
思ったのがはじまりです。
曼珠沙華の由来や花言葉などを
調べてみると、
「マンジュシャゲ」とは
サンスクリット語で【天界の花、天上の花】
という意味があります。
その意味や神聖さを取り入れるため
本来真っ赤な曼珠沙華が一般的ではありますが
今回は数パターンの白と、
シルバーも額装に使い
神聖で 静かな雰囲気を表してみました。
ちなみに下に描かれているのは
大地であり、海です。
天を受けとめる地であり
天と地の間に創られた
人間、という生命。
この書画をつくりながら
古事記のはじまりにある、
日本という地のはじまりの部分の物語を
連想しました。
伊邪那岐と伊邪那美が天から
天沼矛(あめのぬぼこ)を海にさしてかき混ぜ
矛を上げた時に滴り落ちた滴が積もって
初めての島(大地)ができたという話。
この、曼珠沙華からも
しずくのようなものが
上から下に向かって
滴り落ちていています。
テーマはありながらも、
ほとんど直感的に書いたものなので
深い意味はあまりないのが正直なところです。
たまには、気ままに
絵を描くのも良いなあと思いました。
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