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自由の海から立ち昇る焰

  • 執筆者の写真: Misaki
    Misaki
  • 2018年4月26日
  • 読了時間: 2分


この書ができたの自体はかなり初期で

去年の5,6月くらいだったような。


でも額の色や絵付けの柄など、

とにかく全然イメージがまとまらなかったので

そんな時にはしばらく放置。笑


秋頃にようやく額と絵付けの色が浮かび、

後は描き始めてから

描きながら決めることにしました。


この書は、何となく文字を使って

「焰・焰(ほのお)」を描きたくなって、

気ままに書き始めました。


この書には3つの漢字が使われているのですが

見えてきますか?


はじめは気ままに書き始めた書も、

額装を含めて仕上げようとした時に

ふと思ったのが

よく考えたら、火も水も

形のない 形をかえて存在し続ける

【自由】な存在であると。


そんなところから、どちらも変幻自在な

焰の書と波の絵付けで

自由を表現してみました。


感性ではなく思考に偏りがちになると

気付いたら自分で枠をつくって

その中で悩んだり 苦しんだり 不安になったりします。


私たちの心だって、本当は もともとは

色んなことを 色んなように感じる自由な存在。


どんな感じ方や考え方、在り方があったって良いし

今から 自分が望めば

どんな在り方に変わっていっても良いはず。


水は、西洋占星術の中では

【情感、情愛】を表し

火は【情熱、意思、行動、直感】などを表します。


わたし自身占星術を軸に生きていることもあり

そんな意味も込めました。


絵付けとしては、

典雅な雰囲気にしたかったので

黒に近い紫と金を主体に使い

すこーし華やかさと色合いの変化、

立体感を出すため 桃金、青金色を使いました。


波の模様は描けるかとっても不安でしたが、

良い感じに仕上げられました。

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© 2018 by Misaki Tsuchiya

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