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躍りはずむ雨音

  • 執筆者の写真: Misaki
    Misaki
  • 2018年3月21日
  • 読了時間: 2分

更新日:2018年4月26日


作品のテーマは、わらべ歌【雨ふり】です。

日本人であれば誰もが一度は聞いたことがある歌。


今年の梅雨の時期に、大雨だった日 でもなんだか

わたしの心は作品創りが楽しすぎて

るんるんしていたら


あ、【ぴっちぴっち ちゃぷちゃぷ らんらんらん】を

水たまりにして作品を書いてみよう、と思いつきました。



【雨ふり】の歌詞を最後まで聞いたり みたり

したことはありますか?


この歌、なんと5番まであるのですが

なんともほっこりするこどもとおかあさんの

雨ふりのある日の話で、


おかあさんが、ぼくの蛇の目(傘)をもって

迎えに来てくれてうれしいな と思っていたら


途中で傘を持っていない

ずぶ濡れのこどもを見つけて

ぼくの蛇の目を貸してあげて


ぼくはおかあさんと

大きな蛇の目をさして帰るから

大丈夫だよ、という歌なのです。


この歌詞を知ったとき、ほっこりわくわくして

【音がはずむ、カラフルに音が降ってくる】

イメージが湧いてきて、

それを書画にしました。


墨の色がつくかつかないか水に近い状態の墨で

雨が サーサーと静かにたくさん降り注ぐ様子を書き


【ぴっちぴっち ちゃぷちゃぷらんらんらん】で

雨が躍って はずんでるんるんしてる様子を書きました。


ちなみに

サーサー降る雨と一緒に降っている点や線があるのですが、

【あめあめ ふれふれ】の部分のひらがなを解体し、

一画ずつ降っているように書いています。


額装は別投稿でご紹介した通り、4色使いで塗装し

絵付けはシルバーで雨が降ってるイメージで。


今回の絵付けは実物を角度を変えて 見ると

とっても良い感じに見えるので

実物をみてほしいです。

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© 2018 by Misaki Tsuchiya

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